全く参考にならない基本情報技術者試験合格体験記

情報処理技術者試験

まずはじめに

この記事は私の基本情報技術者試験の合格体験記です。

ただ、他の記事にあるような勉強方法の詳細や、問題を分析してこういう解き方したほうがいいよ!という記事ではありません。

この記事の対象読者は

  • 他の体験記たくさん読みすぎて飽きた人
  • もう合格して余裕のある人
  • 勉強しなくてもいい頭のいい人
  • 暇な人

に向けて書いています。なので

どうやったら合格できるの?

という人や

勉強してるけど難しいよ!

といった人は見ないほうがいいかもしれません。

ちなみに結論は

過去問をやろう

です。

上記を了承された方のみ以下読んでください。

基本情報は独学で大丈夫です。高額な費用を払って変なセミナーに行かないようにしましょう。(ここ重要です)

なぜ基本情報技術者試験を受けたか

私は今となっては

  • 基本情報技術者
  • 応用情報技術者
  • 情報セキュリティスペシャリスト(現:情報処理安全確保支援士)
  • データベーススペシャリスト
  • プロジェクトマネージャ
  • ITストラテジスト

の各試験に合格しています。(取得順)

このあとにシステムアーキテクトを受けて論文で不合格となり、なんとなくやる気がでなくてそこでストップしていますが、一通り必要なものは持っていると思っています。

さて、そういった私が最初に基本情報技術者試験を受けたきっかけは、おそらくほとんどの人と同じかと思いますが、

会社が推奨したから

になります。

ちなみに試験を受けたのは、私は大学院の2年の秋です。

当時はリーマンショックの余波がまだ残っており、内定をもらうのにも一苦労し、なんとか夏に1社内定をいただいたところでした。

その内定をもらった会社から、1月や2月に内定者向けに情報処理技術者試験対策の集合研修をやるよって連絡が来ていました。

理系の院卒の人ならわかってもらえるかと思いますが、卒業前のその時期は研究がまとまったか論文をなんとか作っているかですごい忙しい時期になります。

そんな時期に(たしか)2日も呼ぶなんてふざけんなって!思って、これは基本情報技術者未取得者に向けた研修ですとあったため、「基本情報取ってしまえば呼ばれないんじゃね?」っていう安直な考えでとりあえず試験受けようと思いました。

弊社、SEなのに文系の学部卒が非常に多く、どうやら彼らにとってはその時期は暇な時期なんだと思います(完全に偏見です)。

試験前に

さて、とりあえず試験に申し込んだはいいものの、全く勉強をしていません

ちなみに参考書は下記を使用しました(リンクは令和02年春期向けです)。私は基本的に他の試験を受けたときもこの参考書(パーフェクトラーニング)を使って受かっているので私個人としては非常にわかりやすいと思っています。

なんだかんだ秋になると研究も本格的に大詰めとなっており、自分もだらしないタイプなのでのらりくらり結果が出ないなーとぼーっと研究ばかりしていました。

さて、参考書は購入したものの勉強をせずにずっと机の上に放置された状態になってました。

参考書をパラパラめくって過去問を見たものの、何を言っているかわかりません

私は学部、大学院と専門は情報系です。ただ、情報系の人ならわかってもらえるかと思いますが、授業でやる内容と、実際に情報処理技術者試験で出る内容はかなり違います

大学では割と専門的だったり理論だったりの本質的な内容を学習するのですが、情報処理技術者試験はビジネスというか実務というような内容が多く出題されやすいです。

まぁそんなこんなでついに試験の日の週末の金曜日になってしまいました。(試験は基本的に日曜日です。)

研究室で、博士課程の先輩に

「試験受ける気起きないっす…」

っていったところ

「まぁ○○君なら多分受かるよ。とりあえず受けてみれば?お金払ってるし」

って言われました。

お金…たしかに…(貧乏学生でした。。。)

しょうがないので金曜日の夜から徹夜して土曜日フルフル使って午前問題と午後の最初の方だけひたすら上記の過去問をやりました。

ただ、土曜日の夕方あたりで体力切れにて勉強は終了しました。プログラミングのところは勉強していません。

試験当日

日曜日になり、なんとか朝に起きて試験を受けに行きました。(もう受けた大学すら覚えていない。自分の大学ではなかった…)

大学生の受験者に一番むずかしいのはこの朝に起きることです。みんな頑張って朝起きて受験しに行きましょう。受験さえできればほぼ受かったも同然です(適当)。

午前問題は過去問がかなり出るのでわかる問題は確実に正解とわかるのですが、それ以外の新規の問題や覚えていない問題は全くわかりません。

わからなくてもとりあえずすべて回答しましょう。

さて、見直ししてもわからないものはわからないので退出可能時間になった瞬間に解答用紙を出して退出しました。

午後に向けてとりあえずコンビニでおにぎりとジュースを買ってお昼です。

午後になって前半はある程度解く問題は決めていましたが、先程書いた通り、言語の問題は過去問を見ていません。

「はえーこんな問題出るんだ」

って思いながら解いていました。

ちなみに当初は今後のことも考えてJavaで受ける予定でしたが、学生時代はC言語メインだったため、結局C言語を選択して回答しました。

午後問題もわけがわからないので退出可能時間になった瞬間に退出です。

これにて試験は終了です。

結果

もう昔のことなので細かい点数は覚えていませんが、なんとこんな適当な勉強で合格となりました。(たしか割と点数はギリギリだったはず)

実際に勉強した時間は15時間程度かと思います。

ある程度素養さえあれば15時間程度の勉強で基本情報は受かるとわかりました。

ちなみに素養とは言いましたが、私は当時はプログラミングが苦手でC言語もJavaよりはマシだっただけで結構あやふやな知識で解いていました。

なので、プログラミングがある程度できるよって人はもっと少ない時間で合格できると思います。ただ、全く勉強をせずに受かるかって聞かれると難しいだろうなとは思います。

結論、

過去問をやろう

ちなみに

集合研修に行く余裕がないから基本情報を取った私ですが、今度は応用情報対策という研修で結局2月に会社から呼び出しがありました…

ただ教授と相談して学会発表の時期だったので断りました。

断れるならあんまり急いで取る意味なかった…。

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