愛育クリニックでNIPTを受けてきました

家庭

こんにちは

最近更新が滞っていますが少しプライベートで動きがあったので報告です。

タイトルからわかる方はわかると思いますが妻が妊娠しました。

それ自体はうれしいことなのですが、私も36歳、妻も(早生まれでまだ誕生日来ていませんが)出産時点では36歳で初産ということもあり、いろいろ不安な面もあります。

また、血はつながっていないものの最近近くにダウン症の子供が生まれているということもあり、夫婦で話し合った結果NIPTを受けることにしました。


そもそも「NIPTとは」という内容や、ダウン症云々、優生思想などについてはこの場で特に触れません。




どんな流れなのかを知りたい方や不安な方も多いと思うのでNIPTの検査とその結果の報告の流れについて紹介しておこうと思います。

執筆は2025年1月となりますのでまた今後変わる可能性もございますのでご注意を。

愛育クリニックの検査方法 予約から前日までの準備

検査はNIPTだけでもいいですが胎児ドックや心拍チェックも同時に受けられます。

NIPTだけであれば109,000円、胎児ドックは追加で17,000円かかり、心拍チェックは追加料金なしです(2025年1月現在)。

「心拍チェックは1週間以内に心拍チェックをしていない方におすすめです」と記載されており、前回の妊婦検診から2週間近くたつことになるので私たちは心拍チェックも追加しました。


まずはオンラインで予約をします。

初診の場合は会員登録が必要になります。私たちは初診だったので登録しました。

会員登録後、予約に進みます。

予約はちょっとサイトがわかりづらく、日付と検査の部屋のようなものを選んでから時間枠を選ぶ形になります。

また、NIPTと同時に別の検査をする場合は一度で予約ができず、別で予約をする必要があります(これが面倒だしよくわからなかった)。私たちはとりあえずNIPTを予約してその予約の30分前に心拍チェックの予約をしました。



予約が完了するとメールが届き、事前のアンケートのようなものが届きます。

また、その時点で日本遺伝子協会のYouTube動画を見て、その内容についての簡単な問題の答えについてもアンケートに記載させられます。


当日の持ち物は特にありませんが、NIPTの同意書をダウンロード、印刷して記載したうえで持っていくとスムーズです。(念のため母子手帳は持っていきました)

なお、同意書にはパートナーの署名も必要となりますのでもし女性の方が当日一人で病院に行ってNIPT検査を受けられようとしている場合は事前に印刷してパートナーに署名しておいてもらったほうがよいでしょう(おそらく当日は一人の署名でも問題ないとは思いますが)。

私たちは先に記載しておいて持っていきました。内容的にはすぐに記載できるのでこれはどちらでもよいかと思います。


当日の流れ

愛育クリニックは最寄り駅から少し歩きます。

広尾駅からだと徒歩8分だったと思います。少し坂にもなっていますので妊婦にはそれなりに大変だと思います。

バスもありますがいずれにせよつわりであったり体調の面もありますので時間に余裕をもって行っておくことをお勧めします。(幸い妻は体調は問題なく、普通に歩いて行きました。)


1階に入り、初診受付に行き、名前を伝えます。

そうすると診察券とクリアファイルと紙を渡されるのでそれをもって2階に行きます。


2階に行き、左のほうに進んで待合室のようなところで待ちます。

心拍チェック

ちなみにこの2階の産婦人科の待合室ですが、「待合室」と書かれておらず、ただ少し広いスペースに椅子があるだけで、妻と「ここでいいのかな?」という会話をしながら待ってました。

後から来た夫婦も同じような反応だったので要注意かもしれません。

そのうち名前が呼ばれてまずは心拍チェックから始まりました。

ただ、診察室に呼ばれたはいいもののノックをしても反応がなく、部屋に入っても最初はだれもいなかったので結構不安でした。すぐに看護師さん(?)が来てくれて名前確認ののち、心拍チェックをしました。

ちなみに恥ずかしい話で私は今まで妻の検診についていったことがなかったので今回初めてエコーを見た形になります。

なので普通の流れとの違いなどはわかりませんでしたが、妻曰く、今までは股から入れられてエコー確認していたそうで、今回はお腹から確認だったのでそれは初めてだったとのことでした。

週数的に確認できるできないとか産婦人科の考えなのかそのあたりは不明です。

心拍を確認した後、顔や手などを簡単に説明されたのち、エコーの写真を撮られて終了です。

NIPT検査

心拍チェックが終わるとNIPTに移ります。

NIPTの場所に行くと同意書が置いてあります。

ただ、そこで「同意書と宛先を記載の上、呼び出しボタンを押してください」のような掲載がありました。

同意書は事前に書いてきたものの、「宛先」についての説明はありませんでした。これなんだろうっていう話を妻としていたら、ちょうど扉の中からスタッフが出てきたので聞きました。

その場所においてある同意書と一緒に、小さな紙で住所を書くものがあり、それが宛先とのことでした。

おそらく結果の郵送先の住所と思われます。
(※結果として、ここで書いた紙がそのままレターパックに貼られてきました。)

なので住所を書き、扉の中のスタッフに同意書と一緒に渡します。



次にカウンセラーとの面談です。

個室に呼ばれ、そこで医師から資料をもっていろいろ遺伝と今回の検査について説明を受けます。

不安なことがあれば質問なども可能です。

割と淡々と説明のされる年配の方でした(個人的には感情的に説明されるよりこのほうが楽です)。

最後に、陽性と出た場合どうされるかすでに話し合われていますか?と聞かれたので、現時点で妻と話している内容を伝え、そこに対しては特に何も言われませんでした。

ちなみに、愛育クリニックでは13/18/21トリソミーの検査のみで、性別の検査はされません。医師からの説明で、「まれにXY染色体の異常がある人がいるが、それは検査しないとわからないもので、通常の生活をしている中では気づけないレベルのものが多い。ただ、人によってはそのXY異常でも中絶してしまったり、変に母親に不安を伝えることになりかねないとして、愛育クリニックでは性別は伝えないこととしている。」というような説明をされました。

普通遺伝子検査をしたらわかるはず(妻のいとこも最近同様の検査をし、男女かわかってるというような話をしていました)なのになぜ性別はわからないのかここで判明しました。


てなわけでカウンセリングが終わると案内があり、採血室に移動して採血となります。

採血は1本のみだったと思います。


採血のあとは2階の産婦人科の受付に行き、会計の事前準備をしてもらいます。

その後、1階に戻り自動精算機に診察券を入れて会計になります。

現金だけでなくカードも使えるのでご安心を。(10万円かかりますからね…)

結果の通知について

結果の自体は2~3日営業日後に愛育クリニックに届き、そこから郵送されるのでさらにプラス一日程度かかって3~5営業日程度かかるようです。

ちなみに陽性の場合はクリニックで結果が分かり次第電話がかかってくるようです。陽性の場合はそのまま羊水検査等に移るのでその予約を取ったりだと思います。

他の人のブログなどを見ていると陰性の場合はメールが届くと書いてありましたが今はそういった対応はしていないようですね。

ちなみに私たちは陰性でしたが、土曜日に受診をして結果が届いたのは木曜日でした。

陰性の場合は郵送された結果を見たのちそこに記載されているQRコードから電話もしくは来院予約をし、そこからカウンセリングで終了となります。

もちろん行くのは面倒なので電話予約をして後日軽いカウンセリングを受け、終了となります。

電話は予約した時間より20分くらい早くかかってきました。おそらく空いている時間にかけているものと思います。かけてきたのはおそらく先日カウンセリングを受けた医師と同じと思います(土曜日にカウンセリングと検診を受けて今回の電話でのカウンセリングもその翌週の土曜日だったので勤務的に同じ人なのかなと思います)。

電話では「NIPTの結果としてトリソミーは陰性であったこと」「トリソミーは初期遺伝子疾患の一部でしかないこと」「胎児ドックに興味があれば予約してください」というような内容を伝えられ、質問がなければそれで終了です。

NPITを受けてみて

今回陰性ということで一安心でしたが、やはり結果が出るまではどうしようというような不安はありました。

また、クリニック自体は駅から少し歩くものの、非常にきれいで対応なども問題なく、しっかり受診前後のカウンセリングもしているので、サポートなども手厚いものと思います。

もし愛育クリニックでNIPT検査を受けてみようと思っている方の少しでも参考になれば幸いです。

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