漫画「妻、小学生になる。」をご存じですか?
以前SNSで話題になってたらしいですが実は最近まで全然知らなかったです。
たまたまネットしてて気になったので読んでみましたが、これがすごくおもしろかったので今回紹介したいと思います。
ものすごく面白い!っていうほどではないのですが、しっかりと考えられてる作品だなと思います。
実は読んでみるまではロリコン向けギャグ漫画とかそういうのかと思ってました…
レビューも何も見ずに読んだのでね…
ストーリー展開
10年前、妻・貴恵を亡くした新島圭介はずっと失意の中にいました。だがある日、小学生の女の子が、自分は他界した妻だと言ってやってきたのです。
小学生の姿とは言え、戻ってきたことに歓喜する圭介と麻衣。
しかし、貴恵には女子小学生・白石万理華(転生後の名前)としての生活もあるなど問題が山積み。「家族」をテーマにした物語。
よかった点
通常のこういった漫画だと小学生となった妻と何事もなく仲良く生活をして将来的にはまた一緒に生活していくことになりました。めでたしめでたし。っていうストーリー展開が多いと思います。(現時点では完結していないのでもしかしたら最後にはそうなるかもしれませんが)
ただ、このマンガは小学生となった妻側の小学生としての生活にもしっかりとフォーカスされており、それがなかなか新鮮です。
両親が離婚しており、母親も外で彼氏と遊んでおり、虐待とまではいかないけど怒鳴られる日々。
学校では同級生のサッカー部のイケメンに告白される。
などなど
割とこういった話だと、子供側に関してはあまり記述されていないことが多いですが、それをしっかり描いてくれています。
圭介が思わず貴恵(万理華)に抱き着いたときも、「やめなさい 事案になるわよ」と冷静に言ったりして面白いです。
連絡を取るのにもスマホを最初から持っているわけではなくてキッズケータイしかないから連絡が取れないとか、決まった曜日限定でしか会えないとかも面白いです。
主人公の圭介は結構面倒な性格してますが、この貴恵がいてこそのうまくいってた家庭なんだろうなって思わさせてくれます。
貴恵も圭介に救われてたんだろうなってのはいろいろ見て取れますし。
また、こういった作品あるあるの、死別して独身になった主人公に対してアピールしてくる若い女性がいるのですが、これも一回アピールして終了とかではなく、なんだかんだストーリーにずっと関わってきます。
この女性にも結構フォーカスがあたっており、貴恵と鉢合わせていろいろあったりします。
まとめ
漫画「妻、小学生になる。」面白いです。
少し感動するような内容ですが、泣けるというほどでもない、心を少し動かされるようなそういった作品だと思います。
これを読むと家族の在り方などいろいろ考えさせられる気がします。
たぶんいずれドラマ化とかされるんだろうなーって思ったり。
現在8巻まで出ていますので、気になる方はAmazonなどで購入してみてください。
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