みなさん、和菓子は好きですか?
私はまぁ普通に好きくらいです。
特別好きなわけではないのですが、妻が好きなのでたまに買って食べたりします。
そこで今回紹介したいのは、たまたま調べて買ってみて非常においしかった、泉岳寺にあります「松島屋」さんの栗蒸し羊羹を紹介したいと思います。
(記事執筆は2021年となっております。)
松島屋とは
松島屋とは、東京都泉岳寺にある1918年創業の老舗の和菓子屋さんです。
旧高松宮邸(今は上皇后さまが住まわれているところ)の隣にあり、昔から親しまれているお店になります。
昭和天皇が皇太子時代によくここの豆大福を食べていたということでも有名です。
また、東京の3大豆大福の一つとよばれ、非常にファンの多いお店でもあります。
泉岳寺駅からは徒歩で5分ほどであり、オープンと共にかなりの行列ができます。
有名な豆大福は昼くらいにはすでに売り切れるほどの人気だとか。
私はたまたま泉岳寺で仕事していた時期があり、近くのごはん屋さんを探していたときに知りました。
で、せっかくだから妻に買っていったところ絶賛され、以降何度か買いに行っています。
豆にほどよい塩味があり、甘いものをそこまで食べない私でも何個も食べてしまいそうな感じです。
非常においしいので行ったことない方はぜひ行ってみてください。
栗蒸し羊羹
で、今回のテーマは栗蒸し羊羹です。
松島屋の栗蒸し羊羹は、完全予約制となっており、事前に電話か直接お店で注文する必要があります。
また、こちらも秋限定の非常に人気商品となっており、気が付いたら今年の分が終わりというようなこともあります。
私はたまたま9月の終わりごろに行ったときにせっかくだからと予約をしてみたのですが、受け取りは11月の終わり以降と言われました。
しかも土曜日で空いてたのが12月4日と、2ヶ月以上先の予約となってしまいます。
今年はもう予約注文は終わっているはずなのでもし気になる人は来年を楽しみにしてください。
さて、12月になって予約の受け取りに行ってきました。(もちろんついでに豆大福も買いましたが。。。)
せっかくなので2本買いました。
値段ははっきり覚えておりませんが、たしか1本2700円くらいで、少し高価なものとなってしまいます。
包装紙を開けると、このようにラップにくるまれています。
ラップを外してみました。
もうこの時点で一般に売っている栗羊羹と違い、手作り感が非常に感じられます。
で、切ってみた断面がこちらです。
栗がすごいぎっしりつまっており、どこを食べても栗がたくさんついてきます。
栗の隙間にあんこがあると言っても過言ではない。
さて、食べてみた感想ですが。
これはうまい。
びっくりしました。
羊羹部分も全然しつこくない甘さで、栗も栗本来の自然な甘さとなっています。
どちらを食べてもおいしいし、一緒に食べてもおいしいです。
何より栗の味にびっくりしました。
一般的に売られている栗羊羹って結構栗をしっかりシロップで甘く煮たような感じになっており、栗味とともにシロップの味が感じられるのですが、こちらの栗蒸し羊羹はそんなことはありません。
栗本来の甘さです。
だてに栗「蒸し」羊羹とは言っていないですね。
妻は本当に大絶賛で、買ったときは
「本当に2本もいる?」
「結構高いのに…」
って感じだったのが、食べたあとは
「誰かに紹介したい」
「実家に持ち帰って家の人に食べさせたい」
「来年も絶対買おう」
ってものすごい反応でした。
もちろん、豆大福が美味しいのはわかっていたので、それなりに期待はしていたようですが、そのさらに上を超えてきたようです。
で、まぁ私は妻と二人暮らしなので羊羹を二本も一気に食べられないので、今回はラップにくるんでジップロックに入れて冷凍してみることにしました。
こんな感じで一回分を切ってラップにくるんでいます。
ちなみに豆大福も同様に冷凍してみています。
こちらに関しては、冷凍して10日後くらいに自然解凍にて解凍したものを食べてみましたが、特に問題なく食べられました。
もちろん長く置くと冷凍庫臭くなってしまうかもしれませんが、多少であれば冷凍で保存ができると思います。
ちなみに予約開始はお盆明けくらいには開始しているようです。
以上、今日は泉岳寺にある松島屋の栗蒸し羊羹の紹介でした。
もちろん、看板商品である豆大福も非常においしいのでこの時期じゃなくても一度行ってみてください。
他にも時期によって季節限定商品もありますので、そちらも併せて買ってみてください。
追記
2022年も購入しましたが、相変わらずのおいしさでした。
予約開始時期を検索されている方も多かったので…
予約開始はお盆明けから開始しているとのうわさもありますが、9月に入ったら確実に開始していると思います(私は2022年は9月3日に予約しました)ので心配な方は9月に入ってから予約してみてはいかがでしょうか。
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